鯖江市保護司会の研修で浜松、金原明善記念館を訪問

9月28日、29日は鯖江市保護司会の研修で浜松を訪問しました。まずは金原明善（きんぱら・めいぜん）翁の記念館を訪問しました。翁は「暴れ天龍」と呼ばれた天竜川の治水工事、植林による治山事業に生涯を捧げる一方で、犯罪者の社会復帰を手掛けた厚生事業の先駆者です。

記念館は豪壮な生家を使ったもので、膨大な記録などが集められており、篤志家としての翁の足跡がよく整理されて見る者に伝わってきます。また、金原家13代目の館長の説明も解り易く、翁の情熱、スケールのでかさに圧倒されました。凄い熱量です。

2日目は時間をもらって、浜松市の文化振興財団を訪ねました。実は浜松は、若き日に10年近く通い詰めていた街。いまや世界的なコンクールに成長した「浜松ピアノ・コンクール」の起ち上げに関わったからです。当時の若いスタッフはもうみんな偉いさんです。久々に思い出話に花を咲かすことができて至福の時間でした。