やはり、いまは柚月作品

あー、左耳の耳鳴りが止まず、イライラして原稿が手に着かない。あー、自分に閉口。耳を襲う騒ぎが収まるまで布団にくるまり、一気に読破した。

柚月作品は本当に読み易く、文章が列をなして頭に入ってくる。形だけの正義ではなく、本当の正義はどこにあるのか、ということを考えさせてくれた「孤狼の血」の続編なのだけれど、ここでは、惨殺された大上流の「異形の正義」が「既に許されること」になってしまっている。その分、読んでいて前作ほどこちらが考えさせられることもなく、あまり苦悩を感じないで読み進むことが可能だ。故に、さらに読み易いという流れ。

ただ、柚月作品がこのシリーズで一つのピークを迎えたかなあ、と感じないでもない。次作が(3部作の第3弾が出てくる)本当に待ち遠しい。

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